メイクコラム
リキッドアイライナーの正しい引き方と美しく仕上げるコツ|初心者でも失敗しないテクニックを徹底解説

アイメイクの仕上がりを大きく左右する「アイライナー」。中でもリキッドアイライナーは、目元をくっきりと際立たせることができ、洗練された印象を作るのに欠かせないアイテムです。しかし「リキッドは難しそう」「手が震えてガタガタになる」と苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
本コラムでは、リキッドアイライナー初心者の方でも安心して使える基本の引き方から、左右対称に仕上げるコツ、アイテム選びのポイントまで詳しく解説します。自分に合ったラインの引き方を知ることで、目元の印象をぐっと引き上げることができます。
リキッドアイライナーの特徴と魅力
リキッドアイライナーは液状で、筆やフェルトペンタイプの筆先で描くアイテムです。パウダーやペンシルに比べて発色がはっきりしており、細いラインも太いラインも自在に描けるのが魅力です。
また、水や汗に強いウォータープルーフタイプも多く、一日中にじまずキープしてくれるのも大きな利点です。目の形やメイクの仕上がりイメージに合わせて、自由自在に演出できるのがリキッドの最大の強みです。

リキッドアイライナーが苦手な人の悩みとは?
・手が震えて真っ直ぐ引けない
・左右非対称になってしまう
・目尻の跳ね上げがガタガタになる
・まぶたにインクが移る
・時間が経つとにじむ
こうした悩みを解消するためには、正しい引き方とちょっとしたコツを知ることが大切です。次からは、失敗しないための基本ステップを順に解説していきます。
リキッドアイライナーの基本の引き方
下準備を整える
アイラインを引く前に、まぶたの皮脂や水分をティッシュで軽く押さえましょう。皮脂が多いとにじみやすくなるため、フェイスパウダーをうっすら重ねておくのも効果的です。
鏡はやや下に置き、あごを引いて目を伏せ気味にすると、まぶたに自然な張りが出て描きやすくなります。
まつげの間を埋める
まつげの生え際を丁寧に埋めるように、目頭から目尻に向かって細かく点を置くように描きます。無理に一気に引こうとせず、「点をつなげる」感覚が失敗を防ぐポイントです。
目尻を仕上げる
目尻は目の形に合わせて少し伸ばす程度にすると自然な印象に。はね上げたい場合は、下まぶたの延長線上に向かって引くとバランスよく仕上がります。反対側も同じように仕上げて、左右の高さが合っているか確認しましょう。

失敗しないためのポイント
・ラインがガタガタになったら、綿棒で軽くぼかして修正
・手が震える場合は、肘を机に置いて安定させる
・どうしても難しいときは、まずペンシルで下書きをしてからなぞるのもOK
リキッドは速乾性が高いので、まばたきを我慢しながら描くより、短く引いて少し乾かすのを繰り返すときれいに仕上がります。
目の形別・ラインの引き方
一重まぶたの方
ラインが隠れやすいため、少し太めに引いてもOK。目尻を長めに引くことで目幅を広く見せる効果もあります。黒よりもダークブラウンを選ぶとやわらかい印象に。
奥二重の方
ラインがまぶたに隠れてにじみやすいので、速乾性の高いリキッドを使用し、目尻のみにアクセントを置くのもおすすめ。まつげの隙間を埋めることを重視しましょう。
二重まぶたの方
ラインが見えやすいため、細めに引くのが上品な仕上がりのコツ。まぶたが厚い方は目尻を少し長めに引くと、リフトアップ効果もあります。
リキッドアイライナーの選び方
✔ 初心者はフェルトタイプのペン型が描きやすい
✔ 極細筆タイプは繊細なラインが得意
✔ ウォータープルーフでにじみにくさ重視
✔ にじみ防止成分入りの速乾タイプを選ぶ
おすすめのカラーは、ブラックはしっかりとした印象に、ブラウンはやわらかくナチュラルに仕上がります。オフィスメイクにはブラウン、華やかな日にはブラックという使い分けもおすすめです。
練習すれば必ず上達します
リキッドアイライナーは、最初は難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめば自然と上達します。毎日のメイクの中で少しずつ練習し、自分の手に慣れさせていきましょう。
たとえ失敗しても大丈夫。リキッドは修正も可能ですし、重ねて描き直すこともできます。完璧を目指すより「自然で自分に合ったライン」を見つけることが大切です。
まとめ|リキッドアイライナーで理想の目元を叶える
リキッドアイライナーは、目元にメリハリをつけ、印象を大きく変えてくれる優秀なアイテムです。基本のステップとコツさえ押さえれば、初心者の方でも簡単に美しいラインを引くことができます。