Make Column

メイクコラム

チークの種類まとめ|パウダー・クリーム・リキッドの違いと使い方

自然な血色感と立体感で、顔全体の印象が見違える。

チークは顔の印象を大きく左右する重要なメイクアイテムのひとつ。
ただ「色を足す」だけでなく、血色感・立体感・小顔効果など、目的に応じて使いこなすことで、ぐっと垢抜けた印象になります。

「自分に似合うチークの色がわからない」
「塗り方が難しくて、いつもチークを飛ばしてしまう」

そんなお悩みを持つ方こそ、チークの種類と特徴を理解することで、自分にぴったりのチークメイクができるようになります。

今回は、基本となる3つのチークのタイプと、それぞれの特徴・使い方のポイントを詳しく解説します。

チークの3つの基本タイプ

チークには主に以下の3つのタイプがあります。

パウダーチーク

もっとも一般的で扱いやすいのがパウダータイプのチークです。

【特徴】
・ふんわりとしたナチュラルな発色
・仕上がりの調整がしやすく初心者にもおすすめ
・ブラシで塗布するため、失敗しにくい

【こんな人におすすめ】
・チーク初心者
・ナチュラルメイクが好きな人
・メイク直し用に使いたい人

【使い方のポイント】
・大きめのブラシでふわっと広げるように乗せる
・マットタイプは落ち着いた印象に、パール入りはツヤ感を出したい時に

クリームチーク

指やスポンジでなじませるタイプの、みずみずしい質感が特徴。

【特徴】
・肌にしっとり密着し、ツヤ肌仕上げに最適
・発色がよく、少量でもしっかり色が出る
・乾燥しにくい

【こんな人におすすめ】
・乾燥肌の方
・内側からにじむような血色感を演出したい方
・リキッドやクッションファンデを使っている方

【使い方のポイント】
・ファンデのあと、パウダーの前に使う
・指の腹でぽんぽんと軽くたたき込むようにぼかす
・ぼかしが足りないと色ムラになるので要注意

リキッドチーク

みずみずしい液状タイプで、ナチュラルな仕上がりが魅力。

【特徴】
・少量で自然な血色感が出る
・素肌感を活かしたメイクにぴったり
・肌と一体化するような透明感のある仕上がり

【こんな人におすすめ】
・素肌っぽいメイクが好きな方
・ツヤ肌仕上げを重視する方
・メイクが崩れやすい方(リキッドは密着度が高いため)

【使い方のポイント】
・ごく少量を出して使う(米粒大程度)
・スポンジか指で少しずつなじませる
・ファンデやパウダーとの相性を確認してから使う

チークの選び方

チークは色だけでなく「質感」や「入れる位置」によっても印象が大きく変わります。

肌タイプで選ぶ

乾燥肌 → クリームチークまたはリキッドチーク
脂性肌 → パウダーチークがおすすめ

なりたい印象で選ぶ

ナチュラルに仕上げたい → パウダーチーク(マット)
かわいらしくしたい → ピンク系+パール入りチーク
ヘルシーな印象に → オレンジ系やコーラル系
大人っぽく見せたい → ベージュ系・ブラウン系チーク

メイク全体とのバランスで選ぶ

・リップやアイメイクが主役なら、チークは控えめに
・逆に、チークを主役にしたいときは、他のパーツを引き算する

チークの基本の入れ方

チークは入れる「位置」と「形」で印象が変わります。

・頬骨の高い位置に丸く入れる → 若々しく、かわいらしい印象
・斜めにシャープに入れる → 大人っぽく、立体的な印象
・顔の外側から内側へふんわり → 小顔効果

💡基本は「笑った時に一番高くなる頬の位置」に入れると失敗しません。

チークを使いこなすテクニック

✔ ツヤ肌に仕上げたい時は、クリームやリキッドタイプを使い、仕上げにハイライトをプラス
✔ メイク直しには、パウダーチークがおすすめ(ブラシでサッと重ねられる)
✔ チークが濃くなりすぎた時は、スポンジで叩いてぼかすか、フェイスパウダーを重ねてトーンダウン
✔ マスクをつける日は、密着度の高いクリームチークを薄く使うとヨレにくい

まとめ|チークを変えるだけで、印象はガラッと変わる

チークは「血色感」「立体感」「肌の明るさ」をプラスできる、メイクの中でも変化が大きく出るパーツです。

使うタイプによって仕上がりも印象も大きく変わるので、ぜひ自分の肌質やなりたいイメージに合わせて選んでみてください。

毎日のメイクにチークを取り入れるだけで、顔全体がぱっと華やかに。
「なんとなくメイクがぼんやりする…」という方こそ、今日からチークを主役にしてみてください。